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経常赤字への転落が危惧される日本。そもそも経常赤字で何が悪い?  

ひと昔前の日本は、モノの輸出で貿易黒字を稼いでいましたが、
年度単位でみると、東日本大震災のあった2011年から貿易赤字に転落し、
その後は毎年、過去最大の赤字額を更新し、2013年は、約13兆7千億円の赤字でした。

しかし一方で、所得収支の黒字によって、経常収支ベースでみると黒字の状況です。
ただし、経常収支も2014年度からは赤字に転落するだろうと危惧されています。

では、経常赤字になると何が悪いのか。

お金の国家間のやり取りは、トータルで見ればゼロサムなので、
どこかの国の経常黒字はどこかの国の経常赤字になるはず。
そう考えると、経常赤字の国なんて珍しくないはずです。

実際、世界の各国の経常収支を見てみると、
EUという経済共同体の恩恵を最も受けているドイツが、世界トップの経常黒字国ですが、
他の先進国をみると、フランス、イギリスなどは経常赤字で、
世界最大の経常赤字国は、世界最大の内需国であるアメリカです。

一般に、輸出に頼らない成熟した国は、経常赤字になりやすいと言われています。
となると、ますます経常赤字は悪いことではないように思えます。

海外投資家に日本の借金を背負ってもらうというリスク


日本の経常赤字が懸念されるのは、
ひとえに“財政危機のリスクが顕在化する恐れ”があるためです。

日本の巨額な国債の発行残高は説明するまでもないですが、
この状況でも今のところパニックに陥っていないのは、
これらの国債の大部分を、日本国内の企業や家計でやりくりしているためです。

誤解を恐れずに単純に言えば、
“自分たちで自分たちの借金を背負っているのだから、
日本が危機的な状況に陥っても、自分たちの通貨を守るために国債を手放さないだろう“
という考えが、日本の国債の安全神話につながっています。

しかし、これが経常赤字になると、この神話の信頼性が崩れてしまいます。

経常収支が赤字ということは、受け取るお金より、支払うお金の方が上回ることになるので、
海外からお金を借りるような状況になってしまうためです。
つまり、日本の国債を海外投資家に背負ってもらう必要があるために、
“自分たちの財政を自分たちで守る”ことができなくなってしまいます。

海外の人々は、自国の国債ではないので、リスクに対してシビアです。
そのためリスクの分だけ利子を上乗せしなくてはならないし、
日本の財政がヤバイということになれば、国債が売り浴びせられることもあり得ます。
そうなると、一気に日本は財政破綻への道を突き進むことになる、と懸念されています。

では、今後どうしていくべきか。
それについては、次の記事で考えみたので、よろしければご覧ください。
経常赤字転落後の最悪のシナリオを防ぐには、どうすべきか?
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