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外資系金融の終わり 年収5000万円トレーダーの悩ましき日々/藤沢数希  


外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々
(2012/09/14)
藤沢 数希

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巨大な金融機関は、「大きすぎて潰せない」とよく言われます。
もし潰れそうになったら、金融システムを守るために国が税金を投じて救ってくれるということであり、
それ故に銀行はリスクを取り放題、というモラルハザードが構造的な問題として存在していました。

しかし、リーマンの破綻によって、その暗黙の前提は崩れ去ります。
(ただ、「公的資金を投じない」と宣言してリーマンを潰した米財務省は、その影響の大きさに気づいてあわてて他の金融機関には莫大な公的資金を注入したというオチがついていますが)

金融の世界はリーマンショックを転機に、監視の目が強くなりました。
金融危機を招いた銀行業界は世間の強いバッシングを受け、金融当局により規制が強化されつつあります。
2013年12月には、元FRB議長のポール氏主導による「ボルカー・ルール」の細目が発表されました。
これは、あまりに肥大化、複雑化しすぎた金融機関にメスを入れるもので、金融機関の行きすぎたリスクテイクを抑える内容となっています(実施は15年7月)。

これまで規制緩和によって、銀行、証券、保険、資産運用と金融機関はあらゆる金融商品を扱うようになり、複雑化、かつ巨大化してきましたが、それはモラルハザードや利益相反の温床となってきました。
どうやら、現在はそうした金融機関のあり方を問い直すべき時期のようです。

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と、まぁこんな金融の世界について皮肉たっぷりに描いているのが本書です。
本書は、ホリエモンの著書「ネットがつながらなかったので仕方なく本を100冊読んで考えた」の中で絶賛されていたのを読んで購入してみたのですが、本当に面白い本でした。

著者は、自身が外資系投資銀行で桁違いの報酬を得ているトレーダーであり、その立場から見た、リーマンショック以降の外資系金融の実態と仕組みについてユーモラスに説明してくれています。
本書はいわば外資系金融の世界の“暴露本”で、高額所得者たちの蠢く世界のオモテとウラを赤裸々に示してくれており、そこに横たわる問題点も痛烈に皮肉っています。
そして、その上で著者の描く金融機関のあるべき姿も提示しているところが、フェアな感じがして良いです。

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「大きすぎてつぶせないなら、それは大きすぎるのだ」
元FRB議長、アラン・グリーンスパン氏はこのように語っているそうです。
つまり、市場原理主義の機能しないような巨大な金融機関は、解体して小さくすべきである、と。
現役時代は「金融のマエストロ」と持ち上げられ、リーマンショック後は「金融危機の主犯」と評価の一変したグリーンスパン氏の言葉は、言い訳のようであり、しかし重みを持っています。
僕は金融の世界の住人ではありませんが、この本を読む限り、まったくそのとおりだと思いました。
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