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終の道づれ  

『終の道づれ』小池真理子著、オススメ度70


怪しい隣人 (集英社文庫)怪しい隣人 (集英社文庫)
(1998/04/16)
小池 真理子

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小池真理子氏の短編集の一作。

本作品は基本的に三人の老人の話。
中でも主人公は夫に旅立たれた後、一人で生きる事を選んだ女性で、
穏やかに生きていきたいと思う考え方にはとても共感させられます。

ほのぼのとした雰囲気もとても心地良く、心を穏やかにさせる文章の偉大さを感じました。
特に印象に残ったのは、次のような見方です。
”孤独死がみな寂しいものとは限らない、一人を極楽と感じる人もいるのだ”
確かに一人きりになると言うのは、あらゆる煩わしさから解放される唯一の方法かもしれません。
そんな生き方も、ふと羨ましく感じました。

ただし、最後には恐ろしい結末が待っています。
「最後の最後まで、狂気の在り処はわからないようになっている」と作者が解説するように、
たしかに思いも掛けない角度から、ぞくりとさせられました。
作中全体に潜む不協和音をどこに着地させるのか、という読者のあらゆる予想を裏切ることを
追求した傑作だと思います。

しかし、個人的には主人公に感情移入してしまったために珍しくハッピーエンドを期待しており、
彼女を苦しめるような結末になったのは少し残念です。
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