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小泉進次郎の闘う言葉/常井健一  


小泉進次郎の闘う言葉 (文春新書 922)小泉進次郎の闘う言葉 (文春新書 922)
(2013/06/20)
常井 健一

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昨日の伝える技術の関連で、本書を購入しました。

永田町一の“伝道師”である小泉進次郎氏の演説は、
一度聞いた事ある方ならわかると思いますが、非常に巧みです。
二世という色眼鏡を抜きにしても、進次郎氏の発する言葉には聴衆の心を掴む力があります。
本書は、ノンフィクションライターである著者が、選挙期間中の演説のために全国行脚する進次郎氏に密着して、その演説の言葉を取りそろえた“進次郎語録”のような内容になっています。



応援演説に進次郎氏が来る。
それだけで会場には中年の女性の群れができるそうです。
そして、颯爽と本人が登場すると、街頭がピンク色に染まる。
「永田町のプリンス」は、オバサン達にとって「会いに行けるアイドル」なのかもしれません。

応援演説なのに、聴衆の関心は候補者ではなく、進次郎氏ばかりに向けられます。
候補者の名前を一生懸命に訴えても、マダム達は携帯で写真を撮るのに夢中で、その声は虚しくも届きません。
もちろん、聴衆の中には聞く耳を傾ける人もいるのでしょうが、その圧倒的な存在感と巧みな話術が候補者を食ってしまい、逆に候補者の身をすくめてしまっている様子もうかがえます。

進次郎氏の演説には、具体的な政策はありません。
池上彰氏も、演説に中身がないことに触れ、「大したこと言っていない」「素人はこうやって上手く言いくるめられる」とバッサリと言い捨てたそうです。
本書でも「進次郎氏の演説には「政権公約」の“せ”の字も出てこない」「国家像が見えてこないのは、彼の大きな課題なのかもしれない」と指摘されています。

しかし当の本人は、与えられた使命を全うしているに過ぎません。
「客寄せパンダ」と呼ばれようと、候補者と自民党に風を呼び寄せるため、そして自らの政治家としての成長のために日々、自らの刀を研磨している様子がうかがえます。
過密スケジュールの中で奮闘するストイックな姿には、浮かれている隙が見当たりません。

32歳という若さを充分に自覚しているらしく、常に振る舞いは謙虚。
多くの若い同志の集まった青年局を束ねる一方で、年配議員の前では人一倍相手を立てる。
将来を見据え、したたかに地固めをしている一面もうかがえます。
米国の戦略シンクタンクで学んだ経験もあり、過去の政権の”敗因”を研究していたとか。

終盤に本書ではこう書かれています。
「進次郎氏に半年間密着する中で印象的だったのは、「改革」を連呼しながら天下国家を語りたがる従来の政治家像とは異質の、国民の言葉にじっくり耳を傾けようとする姿勢である。」

政策の話や未来のビジョンの話になると、慎重に言葉を選ぶ進次郎氏。
有能で努力家であることは疑いませんが、その”志”は良い意味でも悪い意味でも非常に謎めいています。
このような新しいタイプの政治家が今後花開いた時に、どのように政治を動かしていくのか。
既にその人気ぶりは政治を動かすほどではありますが、未来を生きる世代の一人として、進次郎氏の将来の活躍に対して僕は期待を込めたいと思います。



ちなみに、週刊ダイヤモンドの記事で、著者は「演説の極意」として、以下の5つを挙げています。

1.聞き手の反応を拾う
2.不都合な点を明かす
3.つかみのネタは現地調達
4.知ったかぶりはしない
5.難しい問にも瞬時に返答

本書では、オバマ氏の演説など他の有名な演説を引き合いに出して、進次郎氏の言葉を解説する箇所が多くあります。当然、進次郎氏もそうした演説を研究しているのでしょう。
聴衆の心を掴む演説には、やはり共通したコツがあるものです。
上記のようなポイントを意識しながら演説内容をチェックすると、その話術の仕掛けがより理解しやすくなるだろうと思います。
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