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弱者の兵法 野村流 必勝の人材育成論・組織論/野村克也  


弱者の兵法 野村流 必勝の人材育成論・組織論弱者の兵法 野村流 必勝の人材育成論・組織論
(2009/07/24)
野村 克也

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知将、野村監督が楽天の監督時代に著した本です。

次の2つは、僕のとても好きな野村監督の名言です。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
「自分は特別な人間だという自信と、自分は普通の人間だという謙虚さ。この二つを同時にもっていたい」

前者は、ずっと野村監督の創作だと思っていたのですが、ちょっと調べたら江戸時代の剣術書の引用だそうです。
後者は、『野心のすすめ』(林真理子著)で紹介されていた名言。野心を成功に化けさせる二つの心の柱ですね。

野村監督は、他にもボヤキと皮肉の混じった数多くの名言を残しています。
野球というスポーツを通して、勝負、人生について深い洞察を身に付けた成功者。
その頭脳を覗いてみたいという思いから、本書を手に取ってみました。



タイトルにある「弱者の兵法」とは、体格的にアメリカ人に劣る日本人が、勝負で勝つのに必要となるプラスαの要素として説明されています。著者はそれを“無形の力”と表現しています。
つまり、「事前に可能な限り情報を集め、正確に分析し、それを最大限に活用して周到な戦略・戦術を練る。そして、豊富な練習量で培った組織力やインサイドワークや緻密さを駆使する」ということ。

これは、著者自身の現役経験から学んだことのようです。
何度か自身の経験が語られるのですが、著者はプロ入りした当初、自らの資質を開花させるには練習しかないと思い、人の倍練習することを自分の方針にしていたそうです。
しかし、努力には限界があります。その技術的限界にぶち当たった著者は、徹底的に相手バッテリーの配球やクセを研究し、分析を極めました。それが自分の生き残る術と思い定めたそうです。
華々しい成績を収め、名実共に「一流」の仲間入りを果たした著者は、一流と二流の差は、素質に加えて「知力」を持てるかどうかにあると断言しています。

また、著者はキャッチャーとしての現役時代も、監督となった時代も「一日三ゲーム」を自らに課していたそうです。その3ゲームとはすなわち、予測野球、実践野球、反省野球。
言葉から想像がつくと思いますが、試合前に攻略法をイメージし、実践で試してみて、試合後にイメージとの差異を最初から最後まで検討し直す、というサイクルです。

言うまでもなく、これらはビジネスの世界に通じること。
本書を読んで驚いたのが、語り口が名経営者と呼ばれる人々のそれと、まるで同じであったことです。
データと根拠を重視し、具体例を欠かさない。そしてその言葉は、いずれも自信に満ちています。
ビジネスとスポーツ。たとえフィールドが違っても、その世界を極めた人の「仕事術」や「言葉の力」には共通点が多いのだと感じる事ができました。



本書の中でもいくつも名言を拾う事ができます。最後にそれらを少しだけ書き残しておきます。

「判断は頭で、決断は腹で」
…なんらかの基準にもとづいて、データや観察、洞察をもとに頭をフル回転させて、もっとも成功する確率の高いものを選択するのが「判断」。そして、その判断を実行に移す際にするのが「決断」。上に立つ人間としての資質は「判断力」「決断力」に富むことが重要な要件になるのだと説いています。

「人間の最大の罪は鈍感である」
…努力は大事だが、方向性と方法を修正することのできる「気づく」力を持った人間が一流たりえるということ。指導者は、選手が間違った努力をしているときに正しい方向性のヒントを与える「気づかせ屋」となる必要があるとも述べています。

「人は無視・賞賛・非難の段階で試される」
…指導者の心構えとして紹介していますが、試される側としても参考になります。
 その人間が箸にも棒にもかからないような状態であれば「無視」。ここで「なんとか認められたい、注目を浴びたい、そのためにはどうすればいいのか」と考えることで成長し、そのうちに可能性が見えてきたら「賞賛」。それまで無視されていただけに、褒められた人間は喜びもひとしおです。そして、その人間の「満足→妥協→限定」という負のスパイラルを防ぐために「非難」する。もちろん、さらなる成長への期待を込めたものです。
 そうした段階を経て、その人間は真の一流になることができると述べられています。
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