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2013年09月の記事一覧

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ドル円、クロス円の押し目狙いに黄信号  

先週金曜日は円高に振れましたが、
ドル円、ユーロ円ともにサポートラインで下げ止まり。
日足でみると下値が切り上がっており、
テクニカル的には、先週から引き続き押し目を狙いたいところです。

が、どうも今週は波乱の予感。
ドル、円、ユーロいずれも不穏なムードが漂っています。

【ドル】
まずアメリカは、予算審議の問題。
いわゆる「オバマ・ケア(=医療保険改革のための支出)」が一番の焦点ですが、
この打ち切りを明示した暫定予算案が下院で可決されました。
オバマ大統領は、民主党が多数を占める上院では、拒否する姿勢を見せているそうです。
これにより、10月1日から政府の事務の一部が閉鎖される可能性が濃厚となっています。
その場合、ドルは売られるものと予想されます。

ここ最近、シリア問題、FRB議長問題で求心力の低下が懸念されているところ、
オバマ大統領にとって、この修羅場への対応は、一歩間違えれば命取りになりかねません。
海の向こうの国の問題ではありますが、もし自国での出来事と考えると、これは難しい問題ですよね、ホント。

ドル関連で言えば、今週末には、またまた雇用統計が待っています。
でも、もし政府機関が一部閉鎖となれば、雇用統計も発表されなくなるとのウワサも・・・

【円】
10月1日には日銀短観が発表されます。
そして、それをもって消費税増税と関連の経済政策が打ち出されることになっています。

注目は法人税減税ですが、先週は麻生大臣の消極的な発言がニュースとなりました。
経済界や投資家にとっては、法人税減税はおおむね歓迎ムードではありますが、
国民感情というのは、そうとも限らないようで。
「企業優遇」なんていう反感も世論では広がっているようです。
たぶんそう言う人々は「六重苦」という言葉を聞いたことのない人達に違いありません。

もし10月1日の発表が投資家の失望を誘うようなものであれば、円高に動くと思われます。
ただ、その後に控える10月3、4日の日銀の政策会合で、
消費税増税を支援するような追加の緩和策が提示されれば、円安のシナリオも描けます。

【ユーロ】
イタリアが再び政局不安に陥っています。
ベルルスコーニ元首相が党首を務める政党の閣僚が5人辞任を表明したそうです。
おさわがせな元首相もそうですが、イタリアの政治家は無責任と感じてしまうのは、僕だけでしょうか。

この影響で、欧州債務危機の再燃が危ぶまれています。イタリアの格下げの噂もあるそうです。
とりあえず、ユーロの買いは控えたいと思います。



ということで、いったんは様子見ですかね。
ドル円もユーロ円も、やはりサポートラインを割るのか、という所に注目して
割ったらショート、盛り返したらロングという基本の戦略で行きたいと思います。
一生懸命あれこれ書いてみましたが、結局はテクニカル、ということで。

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時間に支配されない人生/ジョン・キム  


時間に支配されない人生時間に支配されない人生
(2013/04/12)
ジョン・キム

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著者は、作家で、元慶応大学の准教授。
あらゆる人生観がこめられており、読みやすくて中身の濃い、渾身の一冊です。

タイトルの「時間に支配されない人生」の意味するところは、
命の有限性を意識し、自らの意思で自らの時間を支配しなくてはならない、ということ。

本書では、そのためにどう生きるべきかを説いています。
序章で述べられているメッセージのうち、個人的に気に入っているものを書き記してみます。
(※本書の言葉そのままではなく、僕の言葉で書き換えています。)

・大切なもの、そうでないものへの時間の配分を差別するべき。
・緊張感と集中力で、時間の深さを高めるべき。
・一般的に、意識してつくりあげた習慣は良い習慣であり、無意識のうちに生まれた習慣は悪い習慣である。そのため、自分の未熟さに向き合って悪い習慣に自覚的になり、改善をはかるべき。
・夜寝る前に、その日の時間の配分について、省察するべき。

その他にも、成長、コミュニケーション、読書、決断、アイデアなどに関する
著者の価値観、深い人生観が述べられており、読み応えは充分です。

一般的な啓発書では、持論の論拠として、科学的データなどを持ち出すのですが、
本書ではそうした根拠は一切なく、あるのは著者の経験と哲学のみ。
それで、ここまで説得力を持たせられるのは、思考を深めた者だからこそだと思います。

相手が変わることを期待するのではなく、自分の内面を変えていく。
うまくいったときは素直に喜び、うまくいかないときには、自分の内面で解決を図る。
そのように生きることで、運命や世間の評価に屈しない、強い自分を形作ることができるのだ。
そんな著者の鋭くて力強いメッセージの数々が、ぐさりと胸を突き刺します。

自分の時間の使い方、生き方を見直すきっかけを与えてくれる、おすすめの一冊です。
本書を読むと、自分の思考を深めたくなり、自分なりの人生観を築きたくなるかと思います。


category: 価値観を変える啓発書

thread: 考えさせられる本

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リスクオフとクロス円の押し目狙い  


ここのところは、連日の米日の株価下落を受けて、「リスクオフ」の流れ。
円は買いの傾向が強くなり、クロス円は一様に売り圧力の方が強いようです。

ただ、日足の安値を結んでサポートラインをつくってみれば、
今はちょうどサポートラインに差し掛かっているところ。
僕は今が押し目買いのタイミングと思っています。

ということで、とりあえずドル円、ユーロ円を買ってみました。
逆指値はやはり、サポートラインの少し下。これを割ったら売りへのドテンも考えます。



話は変わりますが、リスクオフ、リスクオンという言葉について、
僕はいまだに、それらの感覚が受け入れられずにいます。

一般的に「リスクオン」→ドル安、円安、ユーロ高、豪ドル高という説明が定説です。

ですが、現在の相場の動きを見ると、「株高→ドル高、円安」という図式ですよね。
株高になると、「強いドル」が意識されてドルが買われる、輸出産業の強い日本では円安に傾く、
と言った説明の方がしっくりする気がするのですが。

まぁ、あくまで市場の参加者の捉え方の問題ですので、
正しいとか正しくないと言ったことはないのですが、これが最近少し疑問を感じるところです。

category: トレード日記

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今週のクロス円は調整と上昇のサイクルを予想  


ドイツ総選挙は、現与党の保守派の大勝利で終わったようですね。
勝因の一つは、底堅い景気とされています。
やはり国の景気は、ダイレクトに政権への評価に繋がるようです。
ドイツ国民から圧倒的な支持を受けるメルケル首相はなんと3期目。
長期政権をもくろむ安倍首相が目指すべきは、「強いドイツ」をうたうメルケル首相なのかもしれません。

今回の総選挙は、ドイツ国民によるドイツ国民のための選挙でしたが、
諸外国にとってはユーロ圏経済の行方を左右するイベントという意味づけであり、視点が全く異なります。

いつまでたっても危うい経済の続くユーロ圏の中で、ドイツはひとり気を吐き続けています。
そしてメルケル首相は、すっかりEUのご意見番(母親役?)としての位置を確立しています。
お金を出すから口も出す。そうした思考のもとで、今後もEUの財布のひもを握り続けるのでしょう。
ユーロ加盟国に対しては、これからもストイックな財政運営を求め続けることが予想されます。
亀裂のもとにもなりかねない危うさがありますが、その方針は今のところ一定の効果を得ているようです。

今回の選挙でドイツの政権運営が揺らぐようならユーロ相場の大荒れが予想されましたが、
強い支持のもとでの現政権の継続という結果は、ユーロ相場に大きなインパクトはもたらしませんでした。
今週のユーロは、あまり大きなイベントもなく、先週の行き過ぎたユーロ上昇を少し調整するような動きが中心になるのではないかと予想しています。


話は変わってクロス円について。
基本的には上昇トレンドですが、サポートラインへの下落の余地も残しており、調整を繰り返しながら上昇していくのではないかとみています。
ドル円のサポートラインは、日足でみると、8/8、8/28、9/18の下値を結んだライン。週足でみると、6月中旬、8月上旬、そして先週の下値を結んだラインになるかと思います。
そのラインまで下落したら押し目買い、まだ下落の余地があればショートで狙っていきたいと思います。

とりあえず、先週急上昇したユーロ円のショートを入れてみました。
先週の高値を更新するようなら、すぐに撤退します。短期決戦です。

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ヘリコプター・ベンの授けたボーナス相場  

FOMCは、まさかの緩和縮小の見送りという結果。
それを受け、市場はいったんドル安円高→株高を受けて円安、という流れになりました。
月曜日のサマーズ氏辞退の時とまったく同じシナリオであり、量的緩和政策の持つドル安と株高の二面性を考えれば、比較的わかりやすい展開だったのではないかと思っています。

株式市場は歓迎ムード一色で、ダウ平均は過去最高値を更新、日経平均もぐんぐんと伸びました。
景気を良くするためには、お金をヘリコプターから大量にばらまけば良い。
そんな名言を残した「ヘリコプター・ベン」の本領発揮というトコロでしょうか。
もしかしたらFRB議長の立場にいる限り、量的緩和を堅持する心づもりなのかもしれませんね…。

昨日は、朝方にドル円と豪ドル円のロングを突っ込み、それぞれしっかり50pipsずつ頂きました。
あとは気になっていたユーロ円ですが、見事に133円半ばのレジスタンスラインを突き抜け、クロス円の中でも断トツの勢いで上昇しています。
僕は134円からロングを入れているのですが、上値が開けているので、どこまで上がってくれるのか、つい期待してしまいます。固まりつつある消費税増税と法人税減税のプランも円安を後押ししそうです。

ただ、今週末にはドイツ総選挙も控えており、週明けの動向が一変している可能性も考慮する必要があります。
あまり深追いはせず、取れるところで利益を積み上げていきたい気分です。

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市場のテーマは移ろいやすく  

今日はFOMCの発表。
ポジションを入れるのは、やっぱりその後ですね。
相場も完全に様子見モードに入ったようで、昨晩はほとんど動きませんでした。
なんとなくですが、緩和縮小の規模は小さめ→ドル安、というシナリオな気がします。

ドル円、豪ドル円のロングポジションを保有していたのですが、
それぞれ+20pips、+40pipsでいったん利益確定しておきました。
しかしその前に月曜日にドル円で-60pipsの損切りをしているのでトントンです。

シリアに関する米ロ合意のニュースはほとんど市場に影響を与えなかったようですね。
月曜の朝方にサマーズ氏が次期FRB議長の候補を辞退したというニュースが市場の関心をさらい、いったんドル安が進みました。
市場のテーマは一瞬にして移ってしまうということを改めて感じました。
その後は、ハト派のイエレン氏が有力候補になったことで、量的緩和縮小への懸念が後退し、株高が進行。それにつられて徐々にドル高へと変わっていきました。

今日の最大の関心事はFOMCに違いないのですが、その影響がしばらく続くのではなく、他のニュースがあれば市場の関心がすぐに移ってしまうという事もありそうです。
特に9月は、市場を動かしそうなテーマがたくさんあります。
ユーロを見てみれば、ドイツの総選挙や、イタリアのベルルスコーニ氏の進退問題。各国の景気が持ち直しているなんていうニュースもあったりします。

ユロ円は5月20日の高値133.8円の更新を試す展開が続いています。
これを一気に突き抜けるか、または跳ね返されてしまうのかが今注目しているところです。

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オンライン英会話の教科書/嬉野克也  


オンライン英会話の教科書オンライン英会話の教科書
(2013/08/27)
嬉野 克也

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今ハマッているのがオンライン英会話です。
月々6000円程度で毎日マンツーマン英会話ができるなんて、ホント便利な時代ですよね。
その良さをたっぷり語ってみようと思いますが、まずは本書の紹介です。

本書は、オンライン英会話を“使い倒す”ためのハンドブックです。

自分を変えたいという思いから、36歳になって英語学習をはじめた著者。
オンライン英会話で発話力を鍛え、仕事で外資系企業とのやりとりを任されるほど英語が上達したそうです。
「仕事で英語を使うって言われてもピンとこない」という人にとってロールモデルになるかもしれませんね。

その著者が、自身の経験をもとにオンライン英会話の効果的な活用法を紹介しているのが本書です。
正直に言って、オンライン英会話をやるなら、これは読まないと損です。

これは、数回オンライン英会話をやってみて思ったことですが、
正しい活用法を知らなければ、まず英語力は上達しないと思います。

オンライン英会話は、Skypeをつかって先生とマンツーマンレッスンを行うものです。
先生はみな本当に優しくてフレンドリーです。(そして何気に美人な先生が多い。笑)
僕は毎回「あー」とか「えー」とか言いながら、英語を考えるのにとても時間がかかってしまうのですが、
親切な先生方は、とても辛抱強くつき合ってくれ、気まずいムードにならないよう配慮してくれます。

それはとても良いことで安心できるのですが、しかし、それだけに親切心に甘えてしまいがちです。
極論を言えば、最低限の定型文と「何を言っているのかわかりません」だけをマスターしておけば何とかなってしまいます。

しかし、本当に身につけたい英語力は、自由に表現できるレベルのはず。
そのためには、受け身ではなく、能動的にオンライン英会話を活用していく必要があります。
そして、先陣を切ってその活用法を切り拓いて示してくれているのが、本書。
これを使わない手はありません。
何だって上達する一番のコツは、先達に“学び方”を学ぶことです。


本書は、効果的な上達に欠かせない予習と復習の方法や、実際のレッスンの“創り方”を紹介してくれます。
レッスンの内容は、テキストでもフリートークでも何でも、先生に自由に希望を伝えることができるのですが、これがレッスンのポテンシャルを引き上げる重要なポイントのようです。
自分のレベルにあわせて、最も効果的に発話力を向上させるレッスン方法を示してくれます。

その中でも最もレベルの高い活用法と感じたのが、3分スピーチです。
先生にピックアップしてもらったニュース記事をもとに、1分間で内容を考え、3分でスピーチを行うというもの。日本語だってなかなかできるものじゃないですよね。
オンライン英会話の先生は、だいたいフィリピンの方が多いのですが、みな知的好奇心が高いです。
そのため、スピーチ後には内容面、語学面どちらにおいても実に的確なフィードバックを与えてくれるそうです。


本書は、オンライン英会話の可能性を広げてくれます。
それはすなわち、自分自身の英語能力の可能性も広げてくれることを意味します。
早く3分スピーチのレベルまで英語力を高めたいと、勉強の意欲もかき立ててくれます。
英語を学びたい人には、ぜひぜひ読んでみてほしい一冊です。


最後に、オンライン英会話のおすすめポイントを挙げてみますね(まるで業者の宣伝みたいですが)。
僕としては、英会話教室を検討するなら、絶対にオンライン英会話をすすめます。

■何といっても安い
普通の英会話教室なら40分のレッスンが一回あたり5000円以上するのに対して、オンライン英会話は25分のレッスンを毎日受けると一回あたり200円未満(月額6000円程度のため)。破格の安さです。
■時間が自由に選べる
毎朝でも毎晩でも、その日の都合にあわせてレッスンの時間を気軽に選べます。人気の先生はすぐに埋まってしまいますが。通学時間なども気にする必要はありません。
■内容はフリー
先生は自分で選べるので、毎回先生をチェンジしたり、同じ先生のレッスンを続けて受けることもできます。内容は、テキストに沿ってやるのか、自由会話を行うのか、何かの記事をトピックとして会話を行うのか、自分の希望を伝えることができます。本書で紹介されるように、書いた英文を添削してもらったり、議題を与えられて3分間スピーチを行ったり、レベルの高い授業を自分でつくりあげることもできます。

category: 身に付けたい仕事術

thread: オススメの本の紹介

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明日は円安ドル高よカモン!  


シリア情勢は、米ロの合意で一回戦はとりあえず落ち着いた、というのが大きなニュースとなっています。
内容は、アサド政権に化学兵器の廃棄を求めるという政治的、外交的な解決方法。
つまりは、アメリカが武力行使という姿勢を曲げたわけで、オバマ政権の負けを意味するんですよね。

シリア情勢をめぐってはオバマ大統領の弱腰な姿勢が目立ちましたが、今回の件でさぞ国内の批難を浴びるかと思いきや、そもそも武力行使反対が大勢を占めているアメリカ市民にとっては朗報だったようです。
(アメリカのYahoo!ニュースのコメント欄には歓迎のコメが並んでいました。信頼性は不明ですが)
アメリカ人は血気盛んであるという印象を持っていたのですが、もうだいぶ古いイメージのようですね。

これを受けて、月曜日は円安、ドル高が進むのではないかと思われます。
しかし、17日から18日にかけて、世界中の注目するFOMCの会合が開かれます。
緩和縮小はある程度織り込み済みと思うので、どの位のペースで縮小するのかというのがポイントかと思います。
ただ、先月の雇用統計の結果が思わしくなかったので、先送りなんてこともあるのでしょうか…?

いずれにせよ、市場には大きなインパクトを与える会合となりますが、どう転ぶかは読めません。
決定がどうなるかも不明ですし、緩和縮小政策が市場にどう受け止められるのかも不明です。
緩和縮小が決まったからと言って、単純に株安→ドル安という流れになるとも言い切れないでしょう。
つまり、市場の方向性が見えるまでは手を出さない方が賢明、と僕は判断しました。

ただ、僕の場合、先週末からドル円、豪ドル円のロングポジションを保有しているので、
月曜日中に上昇すれば、タイミングを見計らって引き上げたいと考えています。
もし下落しようとも、火曜日の夜がくる前には手仕舞います。というより、損切りラインに引っかかります。

今月もやはり、第一週は勝ち越したが、第二週は負け越すというパターンでした。
必ず負ける事はあるので、勝ちと負けのトータルがプラスになれば良いという理屈はわかっているのですが、どうしても負け越すと「何くそ、来週こそは」と思ってしまいます。
感情的なトレードは損失のもと。そろそろ学習せねばならんと心から思います。

category: トレード日記

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不格好経営 チームDeNAの挑戦/南場智子  


不格好経営―チームDeNAの挑戦不格好経営―チームDeNAの挑戦
(2013/06/11)
南場 智子

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これはメチャクチャ面白かったです。
マッキンゼーを辞めてDeNAを立ち上げた著者による、悪戦苦闘の日々の記録です。
とても正直で、とてもユーモラスで、苦労も喜びもストレートに伝わってくる文章が、心に染み入ります。

正直に言って、僕はモバゲーなどはやった事もなければ興味もない人間なので、
DeNAの印象は時流を受けて一時的に勃興したベンチャー企業というイメージでしかありませんでした。
しかし、本書を読んで、とてもDeNAという企業が好きになりました。著者の思う壺です(笑)

≪DeNAの「素」の姿を知ってほしい≫
そうした前書きの文章に偽りはなく、DeNA創業以来の日々のありのままが描かれています。
失敗した経験についてもおおっぴらに詳細を公開しているのが潔くて、面白く、とても勉強になります。

特筆すべきは、やはり著者の人間力です。
これぞまさに社長の器、と感心させられるエピソードがいくつかあります。
誰よりも意思が強く、負けず嫌い。口がよく回って、ユーモアも充分。
社員とはフラットに接し、ときに厳しくあたったり、ときに自らの弱さを見せたり。
仲間に対する想いは人一倍強いらしく、本書の多くが社員それぞれのエピソードで占められています。

著者の歩んできた道のりを見ると、
≪津田塾大学卒業後、1986年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。90年ハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得、96年マッキンゼーでパートナー(役員)に就任。99年同社を退社してDeNAを設立、代表取締役社長に就任。2005年東証マザーズ上場を果たす≫
バリバリのキャリアウーマン街道を走っており、さぞ日常もビジネスライクなのだろうと思わせます。

しかし、経歴の華々しさに比べて、その人生にはずっと人間味があります。
気は強いけれども、じつは繊細。夫の病気療養に際して、意外なほどの心の脆さを見せたりします(この看病のために、著者は社長を退いています)。

信頼できるパートナーがいて、かけがえのない家族がいる。
願ってもないチャンスに恵まれて、その一方で取り返しのつかないトラブルに見舞われる。
人生ってそういうものだよな、としみじみと考えさせられました。

本書からは、色んな人が色んなことを感じ、色んなことを学ぶことができると思います。
働くとは何か。経営とはどういうものか。
仲間とはどういう存在か。困難に立ち向かうにはどうすればよいか。

本書は、生の経験という何物にも代えがたい素材の詰まったテキストです。
ハウツー本は決して教えてくれない人生経験を学ぶことができると思います。

category: 一流の仕事力

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押し目なの?  

豪ドルのロング投入は見事に失敗しました。。
豪雇用指標の弱い結果を受けて急降下。手痛い損失をくらいました。
経済指標がある事にも気づかず、感情的なトレードを行った結果です。

しかし、豪ドルの大きな上昇トレンドは続いており、
これはあくまで一時的な調整局面と捉える事も可能です。
最近では最も上昇した豪ドル円は、昨晩は91円台後半で下げ止まったようです。
ここはやはり、押し目とみるべきなのでしょうか。

そしてドル円。これも一時的に下落しましたが、昨晩は99円で反転しています。
下げたら買う、という相場が続いているので、押し目を狙いたいところです。

ただ、押し目なのかどうかは、判断が難しいですよね…
どうしても逆張りになってしまうので、リスクが大きい。

とりあえず今日については、どちらも昨晩の下値を損切り地点と設定して、
リスクを限定した状態でロングを入れてみたいと思います。

category: トレード日記

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そろそろ豪ドルを入れてみたい  

一昨日、昨日とクロス円がシッカリ上昇していたので、ドル円、豪ドル円をそれぞれ100円、93円で買い、チャッカリ40pips、50pipsをゲットしておきました。
今日は大きなイベントもなく、順調に推移するかとは思いますが、ボラが高いので、大きく狙わず、確実に利益を稼いでいきたいと思います。

さて、豪ドルはまだ下落のリスクが高いと思って、下げ止まった後もしばらく手を出さずにいたのですが、先週からの流れを見て少し後悔しています。
政権交代というニュースも後押しして、対ドル、対フランでともに先週から約400pips、対円に至っては約500pips超も上昇しています。機会損失と言いますか、まるで損した気分です。
こうした感情的な気分でトレードするのは良くないとはわかっているのですが、ここは、大きな上昇トレンドの中、少しおこぼれを頂戴するイメージで、50pips程度を狙っていくつかロングを入れてみたいと思います。

category: トレード日記

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日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動く。/太田英基  


日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動く。日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動く。
(2013/04/24)
太田英基

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我々はグローバル化の意味を本当に理解しているのか?

本書が日本の若者に訴えたいメッセージは、次の一文に込められています。
≪頭の中にある「日本地図」を、今すぐ「世界地図」に塗り変えよう。≫
この意味する所を、著者はあの手この手で示してくれます。
力強い言葉とともに紡がれるグローバル論は、きっと読者の思考と行動を変えてくれるはずです。

目指す地点は、「世界を舞台に活躍できる人間」になること。
なぜ「世界を舞台に活躍できる人間」にならなくてはならないのか。
その理由について、著者は具体例を交えながら熱く語ってくれます。
自分は、グローバルには縁がない。そう思っている人にこそ読んで欲しいです。

まずは、いかに日本人はガラパゴス化した発想に囚われているか、を知ることから始まります。
つまり、日本のグローバル思考と世界のグローバル思考の間のギャップを把握するということです。
次の質問を考えてみてください。
「グローバルにビジネスを展開するとはどういうことか?」
あなたなら、どのように回答しますか。
「国内のビジネスを、韓国、中国、東南アジア、アメリカなどに展開していくこと」
そういった答えであれば失格です。日本人的発想に囚われています。

正解はこうです。

本当にグローバルに動いているビジネスマンは、良いアイデアを思いついたら、『それが地球のどこで求められているのか』をまず考えるんだ。例えば、Aというアイデアを思いついたら、日本人には必要ないかもしれないけれど、メキシコ人には必要とされているかもしれないと思考する。<中略>とりあえず東京から…なんてことを彼らは絶対に考えない。何より先に、閃いたアイデアを、この地球上の誰が必要としているのかを考えるんだ。

この引用から、”頭の中の地図を「世界地図」に塗り変える”という意味が少し伝わったかと思います。

グローバルに対応したスキルアップの必要性に疑問を感じている人々、
これから世界を股にかけたビジネスを展開したいと野望に燃える人々、
グローバルについて何かしら思う所のある人々すべてにオススメできる本です。
読了後には、意識や思考にポジティブな変化がもたらされていることを保証します。



本書の想定する対象は、閉塞感に覆われた現代日本の若者となっており、
あとがきに書かれた「やりたいことが見つからない」若者向けのメッセージが心を打ちます。
≪社会全体が50階建てのビルだとしたら、僕ら若者が知っているのはせいぜい5階ぐらいまでなんだ。≫
この世界は深くて広い。まだまだ知らないことで溢れている。
だから、本当にやりたいことにまだ出会っていないだけなのだ、ということです。

若者がやるべき事は2つある。
1つは、広い世界を知り、視野を広げる努力をあきらめずに続けること。
もう1つは、チャンスが訪れた時に、それを掴める準備を怠らないこと。

本書では、意識の変化のその先である、行動の変化に訴えかけることを意図しています。
行動が変わらなければ意味がないのです。
とても小さな例で恐縮ですが、僕はとりあえずオンライン英会話を始めてみました。
英語の表現を探して口を閉じてしまうと、すぐ「Talk!」と急かしてくれます(笑)
やっぱり、言葉は使い慣れないと出てこないものですね。
これから毎日訓練を積んで、チャンスが訪れた時のための備えをしておきたいと思います。

category: 価値観を変える啓発書

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すぐに稼げる文章術/日垣隆  


すぐに稼げる文章術 (幻冬舎新書)すぐに稼げる文章術 (幻冬舎新書)
(2006/11/30)
日垣 隆

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「読ませる文章」とはどういう文章か。どうすれば書けるのか。

ブログを始めてから、こうした類の本が目につきやすくなりました。
意識して探してみると、日本には文章術に関するハウツー本が溢れるほど存在していることがわかります。
その中から古本屋で手に取ってみた一冊が本書。

結論から言って、本書はアタリでした。
ジャーナリストの立場から「読ませる」文章術について指南してくれるのですが、非常に具体的で実用的。
鋭く攻撃的な文章のために、アマゾンレビューでは多くの不評を買っているようですが、無視しましょう(笑)

たしかに、公に出された他人の文章を「悪文」として紹介し、ダメな点を挙げ連ねていく“公開処刑”のようなスタイルなので、読んでいて正直あまり良い気はしません。
(アマゾンのカスタマーサービスの文章にまで牙を剥いていては、著者の日常生活はさぞ苦に満ちている事だろうと余計な心配をしてしまいます。。笑)

しかし、本気で良い文章を書きたいと思っている人々(僕もその一人です)にとっては、有意義な一冊であることは間違いありません。
「おもしろい文章」「うならせる文章」を書くために押さえるべき要諦を丁寧に示してくれます。
攻撃的な文章も「読ませる」テクニックの1つ。ライターは非難されてナンボといった意識も垣間見えます。

本書の中で、読ませる文章について、一言で語っている箇所があります。

文章がおもしろいということは、ひとことで言えば意外性があるということです。

同じことは、『「読む・考える・書く」技術』(午堂登紀雄著)でも述べられていたと記憶しています。

しかしまぁ、意外性のある文章を書くには、それなりの観察眼を持っていなくてはなりません。
そして、それはなかなかに難しい。
出来ないなら文章を書くことに向いていないんじゃないか、という人もあるかもしれません。
ですが僕は、向いているor向いていない、という区分けは嫌いです。
「向いていない」ことを挙げ始めると、何もできなくなってしまいます。

まずは、方法論を踏まえた努力です。
人と同じものを見ながら「意外性」をえぐり出す観察眼を磨くこと。
そして、見つけ出したものを最も効果的に演出するアウトプット力を鍛えること。
それらが「読ませる」文章術を身に付ける最短の道なのだと理解しました。

category: 身に付けたい仕事術

thread: 読んだ本。

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ドル円どう入る??  

2020年東京五輪が決まりましたね!
いよいよ本格的に日本経済復興の道筋が見えてきたようにも感じます。
Japan is back!と誇れるような未来が待っていることを期待しています。

さて、先週はドル高円安が進み、雇用統計後にドル円下落、という流れ。
あまりに予想通りの展開で、約200pipsの利益をゲットする事ができました。
いつも月の初めは調子良いんですよね(笑)

今週は、五輪決定もあって円安で始まりそうです。
しかし、いきなり月曜日の朝には要注目のGDP速報の発表があります。
消費税増税の判断は10月当初になるとの事ですが、
明日の発表が判断要素の1つになるのは間違いありません。
ここで強い結果が出れば、一気に円安に拍車がかかりそうです。

とりあえず明日の早朝は、窓開きの状況確認です。
そして、できればドル円の上昇を期待したいのですが、
日中は相場に張りついていられないので、ドル円ロングはリスキーです。
GDP発表前は上昇し、発表後に急落というシナリオが予想されるためです。

トレードの選択肢は、いつも3つしかありません。
①買う、②売る、③手を出さない
さて、明日のドル円はどうしましょう??

少しイメージトレーニングをしてみました。

①買う
円安ムードである事はまちがいなく、買いで入るというのは、
最も無難で、最も儲けられる選択肢のように思います。
上手くいけば、再び103円台まで昇り詰める事もあるかもしれません。
ただ、もちろんリスクは伴います。
月曜朝が大きく窓を開けた状態で始まれば、それを埋める力が働く事でしょう。
先述の通り、GDP速報値の結果次第で、大きく下落する可能性もあります。
シリア情勢や米量的緩和政策の行方も気になるところです。
まぁ、どんな時も反対材料を探せばいくらでも出てくるものですが、
やっぱり、日中は働いていて相場をチェックできない身としては、
ボラティリティの高い相場には手を出しにくいものです。

②売る
そうであれば、逆に売りを仕掛けてみるという方法も面白いと思います。
ポイントは先週金曜日の安値を更新するか、という所だと思うので、
その少し下に逆指値でショートの注文を仕掛けてみる。
上手くいけば、相場は先週まで続いていたレンジ相場に逆戻り、
という可能性もあり、96円台まで下落する事もあるかもしれません。
市場のムードに逆らうというのは、勇気のいるものですが、
逆指値で仕掛ける場合、注文が通らなければ、損する事もありません。

③手を出さない
色々と書いてみましたが、迷った時は手を出さないのが一番ですよね。
この我慢の選択が出来るか否かが、トレードの勝者と敗者を分けるのだと思います。
ボラティリティの高い相場は、稼ぎ時であると同時に、リスキーでもある。
自信を持って勝負できる時をじっと待つというのも、大事な選択です。


……と書いた傍から裏切ってしまうようですが、今回は②を選択したいと思います。
理由は、金曜の安値を割れば、大きく崩れる公算が高いと考えるためです。
具体的には、98.3円に逆指値のショートを仕掛けます。そして狙うは100pips程度。
もしドル円が下落することなく、円安ムードまっしぐらであれば、
注文が引っ掛かることもなく、よって損をする事もありません。
なんとなく、そうなる予感がしますが、少し慎重に行ってみたいと思います。

category: トレード日記

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インバスケット思考 究極の判断力を身につける/鳥原隆志  


究極の判断力を身につけるインバスケット思考究極の判断力を身につけるインバスケット思考
(2011/06/01)
鳥原隆志

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制限時間内に、いかにして数多くの未処理案件に対して精度の高い判断をくだすことができるか。
それが本書で紹介されている「インバスケット(=未処理箱)」と呼ばれるシミュレーション・ゲームです。
一流企業の管理職の昇格試験やトレーニングツールとして活用されているゲームだそうです。

日頃、部下の立場から上司に眺めていると、どうしても粗ばかり気になってしまうものです。
しかし、もし自分が上司の立場だったらとリアルに想定してみると、いかに難しい立場であるかを痛感します。

最も辛いと感じるのは、あらゆる案件に対して必ず何らかの意思決定を下さなくてはならないという点。
何しろ、自分のもとに集まってくるのは、部下の責任では判断を下せない、決断の難しい案件ばかりです。
しかも、日々鬼のような量の未処理案件が自分の手元に回ってくるわけで、悠長に悩んでいる暇もありません。

上司の立場には、衝動的な判断スタイルや、決断を先延ばしにする判断スタイルではなく、
計画的なプロセスを経た、論理的な判断スタイルが求められることになります。
そのスキルを試験する、もしくはトレーニングするためのゲームが、この「インバスケット」となります。

偉くなるためには、どうしても欠かせないスキルですよね。
本書では、インバスケット問題が掲載されており、実際に自分で試してみることができます。

まず、与えられたストーリーの主人公に自分がなりきる事から始まります。
設定は、自分が急きょ洋菓子店の店長を任され、「60分で20案件」を処理する必要に迫られたというものです。
単純計算では、1案件にかけられる時間は3分ですが、優先順位などを考慮して時間調整をすることになります。

問題の内容としては、次のような大小さまざまな案件があります。
副店長からの反歓迎メール、社員からの相談、提案、ミスの報告、客からのクレーム、部門間の対立、etc。
(……書いていて思ったのですが、上司のもとに集まってくるのは、ネガティブな案件ばかりですね)

それらの案件に対して、店長として短時間に適切な判断を下さなくてはなりません。
「きちんと処理をしておいてください」「みんなが納得するように話し合ってください」
「A案でいきたいと思いますが、B案も一応進めてください」
など、意思決定を避けるような回答は、もちろんダメです。

求められているのは、評価シート的に言えば、以下のような能力です。
・問題解決力 ・リスク管理力 ・全体最適視点 ・調整能力 ・問題発見力 ・統制力 ・人材活用力
上司となれば、自分なりの理念は胸のうちにそっと隠して、組織人として振る舞わなければならない必要が少なからず生じるでしょう。本書では、組織人として必要なスキルを再確認することもできます。

ぜひ時間を計って、実際にチャレンジしてみることをおすすめします。
リアルな問題ばかりで、共感しながらも頭をフル回転させる、素晴らしいトレーニングを体験できます。

これから出世する予定の方は、部下でいる時からこうしたスキルを磨くべきだと思います。
「俺は偉くなるんだ」という意識の高いビジネスパーソンにぜひ薦めたい一冊です。

category: 身に付けたい仕事術

thread: ビジネス・起業・経営に役立つ本

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仕事ができる人はなぜワインにはまるのか/猪瀬聖  


仕事ができる人はなぜワインにはまるのか (幻冬舎新書)仕事ができる人はなぜワインにはまるのか (幻冬舎新書)
(2012/09/28)
猪瀬 聖

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上司がワイン好きなので、少しでも話を合わせられるようにと思い、買ってみました。
かなりのワイン通のようで、語らせると嬉しそうに延々話してくれます。

それにしても、たしかに本書のタイトルのとおり、“仕事のできる人にはワイン通が多い”というイメージがあります。実際、本書によると、日本人の億万長者番付の上位5人のうち3人はワイン好きだそうです。

どうしてでしょう?
優秀なビジネスパーソンは年収が高いから高級ワインという趣味に手を出せるのか、
それとも、高級ワインを知る事が一流の社会人に仲間入りするための“切符”のようなものなのか。
色々と想像を巡らしてしまう、なかなか鋭いタイトルだと感じました。

本書の著者は、ジャーナリストであり、自身も「シニアワインエキスパート」という資格の持ち主です。
仕事柄、優秀なビジネスパーソンとの付き合いが多く、その中で感じる疑問が本書のきっかけになったそうです。
本書では、ビジネスで成功したワイン通の方々への取材を通じて、ワインの効能を探っています。

ネタバレになってしまいますが、本書タイトルの答えを2つだけ紹介します。

①ワインの種類が非常に多彩で、奥が深いため

一般の居酒屋に行けば、置いてあるワインの種類なんて高が知れていますが、実はワインの種類はカクテルよりも多く、それゆえに奥深くてミステリアスなのでそうです。
誤解を恐れずに単純化して言えば、ワインの種類は「ブドウの品種×産地×熟成の度合い×造り手」の分だけ可能性があります。
その中で、たとえばEUの承認しているワイン用ブドウは約400種類、フランスの公認している原産地は約400もあるとのことで、その掛け算を考えると、無限の可能性が想定されます。

では、なぜ種類の豊富さが仕事のできるビジネスパーソンにつながるのか。
1つは、ワインの奥深さが優秀な人々の知的好奇心とチャレンジ精神を刺激するのだと著者は言います。
レバレッジシリーズでお馴染みの本田直之氏も「経営者ってみな知識欲が強い。好奇心も強くないとビジネスでは成功しない。」と語っているそうです。

もう1つは、コレクションへのこだわりがビジネスに通じるためです。
本書でインタビューされている成功者の方々は、みな趣味であっても全力で向き合っています。
遊びで始めたコレクションを仕事にしてしまう人もいたりして、何でもこだわって深く追求する性格がビジネスの成功のコツなのかもしれません。
そして、ワインはそのコレクション欲を満たす絶好の趣味であるというわけです。

②人脈づくりに役立つため

仕事のできる人にワイン通が多いならば、必然的に、ワイン通になることが優秀な人々と近づく人脈づくりの一手となります。一流の人々は好んでワインイベントを開くので、参加するにはワインを学ぶ必要があります。
僕の上司も、ワインを介すことで普段出会えないような優秀な人とのつながりを持つことができると語ってくれたことがあります。
また、ビジネスの世界ではワインが世界共通のお酒となりつつあるようで、グローバルに活躍する人にとっては、他国の経営者と一緒にお酒を飲むならワイン、という認識があるようです。


他にも、できるビジネスパーソンがはまるワインの魅力として、ストーリーがあること、健康によいこと、一種の芸術作品であること、心が癒されることなどが挙げられています。
また、本書では、ワインの基礎知識や、できるワイン作法についても紹介されています。
ワイン初心者の方や、仕事のできる人々に仲間入りするきっかけを探している人におすすめな本です。

category: 上記以外のビジネス書

thread: 読んだ本。

janre: 本・雑誌

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ハングリーであれ、愚かであれ。―スティーブ・ジョブズ 最強脳は不合理に働く/竹内一正  


ハングリーであれ、愚かであれ。―スティーブ・ジョブズ最強脳は不合理に働くハングリーであれ、愚かであれ。―スティーブ・ジョブズ最強脳は不合理に働く
(2011/07)
竹内 一正

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本書が出版されたのは、東日本大震災後で、ジョブズ氏が亡くなる直前。
ジョブズ氏が三度目の病気療養に入った時期のものです。

タイトルは、ジョブズ氏の「伝説のスピーチ」の締めくくりのフレーズの引用です。
「伝説のスピーチ」を見た事のない方は、何をおいても、まず見てみるのが一番です。
You Tubeで見つけたので、下に貼り付けてみました。まったく便利な世の中です。

スタンフォード大学卒業式の演説ですが、未来を担う若者へのジョブズ流のメッセージが込められています。
すべてが自らの過去の経験に基づく教訓である、というのが説得力あります。




本書では、ジョブズ氏のキャリアや逸話を、脳科学などに関する著者の薀蓄を織り交ぜながら語っています。
(脳科学の知見は、本当に薀蓄に過ぎず、ジョブズ氏と全く関係ない知識ばかりです。読み飛ばしても構わないし、知識の補充に活用するのも良いかと思います。)

ジョブズ氏のキャリアに関する類の本を読んだのは、これが初めてです。
彼の本は書店には沢山並んでいるので、既にそれらを読んだ方には、もしかしたら退屈な内容かもしれません。
ただ、僕にとっては、意外な一面や優れたエピソードを知る事ができる、丁度よい本でした。

デザインに誰よりもこだわりを見せる完璧主義者。
要求は厳しいが、部下の自尊心を刺激して挑戦に駆り立てる才能を持っている。
無責任で感情的で、社内抗争を平気で引き起こし、そして権威主義的かつ独善的であった。
他社製品を徹底的にこき下ろしながら、自社製品の優位性に説得力を持たせるスピーチの天才。

ジョブズ氏を形容しようとすると、色んな人から色んな言葉が出てきます。
良い面も悪い面もありますが、いずれにしても間違いないのは、まっすぐで魅力的な人生を歩んでいたこと。
その人生そのものが、「伝説のスピーチ」で語られた
「Stay hungry, Stay foolish(ハングリーであれ、愚かであれ)」を体現している事がわかります。

「伝説のスピーチ」を見て、本書を読んで、また「伝説のスピーチ」を聞く。
そうすれば、ジョブズ氏の人生観が深く伝わってくると思います。



さて、余談になりますが、マイクロソフトのノキア買収が話題となっています。

スマホ市場は常に変化が激しい分野です。
ジョブズ渾身のiPhone投入でアップルがスマホ市場のトップに躍り出たと思ったら、
いま世界を見渡せば、スマホ市場を席巻しつつあるのはグーグルのアンドロイド登載のサムスンです。

一昔前に圧倒的な市場シェアを誇っていたノキアは凋落の一途をたどっており、
同じく時代に乗り遅れたとされる「ソフトウェアの巨人」マイクロソフトとの
実質的な事業提携に踏み切りました。「敗者連合」などとも揶揄されています。
しかし、過去の勢いの巻き返しを図り、互いに背水の陣を敷いた両者は、なりふり構わぬ様子です。

そして、アップルはと言えば、来週10日に発表会を開くことが報じられています。
そこで新型iPhoneを披露するとも言われており、あくまで「ハングリー」な姿勢を見せつけています。
また最近では、アップルがテレビ市場に参入するとも噂されているようです。

本書でも触れられていますが、これまでのアップル成功の一因は、
「細部を押さえながらも、マクロから一網打尽にするインフラ構築力」にあります。
つまり、既存のインフラを取り壊し、ゼロから新しく構築してしまう所に強みがある。
例えば、iPodをヒットに導いたiTunesストアというインフラサービスが好例です。
本書では、局所しか見ていない日本のメーカーと比較しながら、アップルの大胆な戦略を讃えています。
今後発売されるかもしれない、新型iPhoneも新型テレビも、
通底するのは、アップル独自のインフラサービスを用いたビジネスモデルだろうと思います。

アップルという企業には、どうしてもジョブズ氏の姿を重ね合わせてしまいます。
未だにジョブズ氏の精神が根付いていると同時に、その亡霊を振り払っているようにも見えてしまいます。

過去の巨像に捉われるアップルに、過去の栄光を取り戻そうと奮闘するマイクロソフト。
そして、飛び入りで参加してきた、新進気鋭の韓国企業であるサムスン。
主観的なイメージではありますが、そんなプレーヤー達が入り乱れるスマホ市場の、今後の行方が面白そうです。

category: 一流の仕事力

thread: 読んだ本。

janre: 本・雑誌

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ドル買いポジション継続  

ドル高円安が来てますね。

ドル円は三角保ち合いを上抜けしたところで、買わなきゃ損と思い、ロングを入れました。
ドル円ロングと、先週から投入しているユロドルショートのポジションはいずれも含み益を積み上げています。

昨日は日経平均が405円高だったそうですが、本日も好調ならば、ドル円の100円超えもありそうです。
ユロドルも順調に下落中。登りに比べて下りは早いですね。
今はポジションを手放す理由がないので、とりあえず持ち続けたいと思います。

ただ、今週末、特に明日からは重要なイベントが続きます。
明日は日銀、ECBの会合とG20が始まります。そして明後日は雇用統計。
また、土日にはオリンピック開催地決定があります。シリア情勢の展開も見逃せません。

イベント後の動きは、その時になってみないとわからないものが多いです。
ボラティリティが大きくなろうと思われますが、逆指値をしっかり締めて臨む必要があるかと思います。

category: トレード日記

thread: FX(外国為替証拠金取引)

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使えるマキャベリ のし上がるための心理術/内藤誼人  


使えるマキャベリ のし上がるための心理学 (ちくま新書)使えるマキャベリ のし上がるための心理学 (ちくま新書)
(2011/03/09)
内藤 誼人

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タイトルにひかれて購入。
マキャベリの狡猾なイメージを上手に喚起していると思います。
これは、予想以上にためになりました。

著者はビジネス心理学者。
数多くの心理学関連の著書があるので書店や電車内の広告で見たことある人も多いはず。
一方、マキャベリは、ルネサンス期のイタリアの政治思想家。
性悪説のもと、勝つためには手段を選ばない「マキャベリズム」と呼ばれる超現実的な思想で有名です。
本書は、マキャベリの言葉を引用しながら、心理学の知見を絡めつつ、現代のビジネスへ応用するというスタイルを取っています。

『君主論』に代表されるように、マキャベリの思想は統治者に関するものが主ですが、それがビジネスにおける心構えや戦略に通じることがわかります。
たとえば、マキャベリは『君主論』で次のように述べています。

君主たらんとする者は、種々の良き性質をすべて持ち合わせる必要はない。しかし、持ち合わせていると、人々に思わせることは必要である。いや、はっきりいうと、実際に持ち合わせていては有害なので、持ち合わせていると思わせるほうが有益なのである。思いやりに満ちており、信義を重んじ、人間性にあふれ、公明正大で信心も厚いと、思わせることのほうが重要なのだ。


なんともマキャベリの思想がわかりやすく現れている文章です。
本書を読んでいると、内面と外面をはっきり区別することの重要性を説いている文章がいくつかあります。
あくまで性悪説の立場なので、性格の良さなどはまるで信じていないが、それでいても外見が良ければ問題ない、と言う事です。

著者の解説では、心理学的にも悪い心を「抑圧」しようとすると悪循環に陥ってしまうと言っています。
心理学的には「アイロニック(皮肉)効果」と言うそうで、「○○について考えてはならない」と言われると、皮肉なことに、その禁止された「○○」について考えてしまう、という心理効果です。
つまり、内面に悪い心があったとしても、あるがままを受け入れるべきで、しかし、外見にだけは気を遣わなくてはいけないとするマキャベリの考えは、心理的にも健全であるということです。

マキャベリの思想を見ていくと、イメージどおりの狡猾さと厳しさが伝わってきますが、それと同時に、自らにも厳しいストイックな姿勢がうかがえます。
著者は、高校3年生のときに触れたマキャベリの思想が、現在の執筆活動にも多大な影響を与えていると述べていますが、たしかにマキャベリの言葉はとてもためになる事ばかりです。

ビジネスの世界を上手に渡り歩いていくための術を学ぶ事ができる一冊。
特にストイックな感じが好きな人におすすめです。



一つだけ余計なことを。

本書のあとがきで、最近は「社会貢献」を標榜する企業が多いことに触れ、著者は次のように述べています。
「『社会貢献』などというキレイごとを標榜していると、競争に負けないためのエネルギーが失われてしまうのではないかと私は危惧する。」
企業は貪欲に利潤を追求しなければならない、という主張の中での一文です。

が、この部分については、全くもって反対です。
「社会貢献」の世界は思っている以上に過酷な競争が繰り広げられています。
そして、「社会貢献」への思いは立派なエネルギー源となっています。

世界で最も自由と競争と資本主義の進んだアメリカの現状を見れば明らかです。
企業はこぞって「よき企業市民」を掲げて「社会貢献」にいそしんでおり、
ビジネスの世界で名を挙げた成功者は、ほぼ間違いなく「社会貢献」に金と労力を奉仕しています。

「社会貢献」と「競争」「貪欲さ」は無縁ではない。
さらに言えば、純粋な意味での「利潤追求」とも合致する「社会貢献」も現れはじめています。
色んな意味で、「社会貢献」はアツくて見逃せない分野となりつつあります。

……本の最後の些末な箇所に噛みついてしまい、すみません。
予想以上に良い本であっただけに、最後にどうしても一言添えたくて、書き記しておきました。

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